面接では、意外な言葉で会話がすれ違うことがあります。
部署名です。
明らかに異なる部署名なら、意味も異なるはずと思いますが、そうとも言い切れません。
異なる部署名でもあっても、意味が似ているように感じ、誤解や混同が発生することがあります。
たとえば、技術部と開発部です。
すでに仕事をしている社会人にとっては、明らかに意味が異なる部署とわかるでしょう。
しかし、まだ実務経験のない学生にとっては、技術部と開発部は、そっくりの意味に聞こえることがあります。
どちらも理系の響きが強く、違いがよくわからない。
面接官が「技術部」の話をしているにもかかわらず、応募者は「開発部」の意味として誤解することもあるでしょう。
面接官との会話がかみ合わず、恥ずかしい思いをすることがあるのです。
そのほかにも注意したい部署名があります。
これらも、誤解や混同が発生しやすいパターンです。
部署名は、意外につまずきやすい就職用語です。
就職活動では、基本知識として就職用語を勉強しますが、その中に部署名も入れておくといいでしょう。
部署ごとに行われる仕事の概要は、違いがわかるまで理解しておきましょう。
特に自分が志望する部署は、ある程度、具体的な説明ができるようになっておくと安心です。