面接では、自己PRをします。
自分の強み・得意・実績などを話しますが、自慢話になりやすいため、表現の仕方に苦労するでしょう。
自己PRだから仕方ない面もあるでしょう。
しかし、できるだけ自慢の印象を和らげる工夫をしたほうが、面接官にとっても聞きやすくなります。
では、どうすれば、自慢の印象を和らげることができるのか。
それは「○○のおかげ」という一言を加えればいいのです。
「○○のおかげ」という一言があるだけで、自慢の印象はずいぶん和らぎ、聞きやすい言葉になります。
たとえば「TOEICは900点です」という自己PRがあるとします。
単にTOEICの高得点を話すだけでは、自慢のような印象があるでしょう。
そこに「○○のおかげ」を加えると、次のようになります。
「親や恩師からの支えのおかげで、TOEIC900点という高得点を取ることができました」
こう言えば、大きな実績を紹介しても、自慢の印象が和らぎます。
周りの支えにきちんと感謝できている様子も伝わるため、礼儀正しい印象も伝わるでしょう。
きちんと支援者への感謝ができる人間であることを表現できると同時に、実績もアピールできる話し方です。
この手法は、面接に限らず、日常会話でも使えます。
自分の実績を話す場面があれば、ぜひ心がけてみてください。
「できました」と語るより「○○のおかげでできました」と話すほうが、響きがよく、好印象です。
ちょっとした工夫で、あなたの印象が改善するのです。