企業によっては、活動拠点が複数箇所にある場合があります。
規模の大きな企業なら、支店や営業所が複数あるのは珍しくありません。
複数の活動拠点があれば、やはり自宅に近いほうが便利と考えるのではないでしょうか。
さて、勤務地に希望がある場合、面接で伝えたほうがいいのでしょうか。
まず強い希望があるなら、きちんと伝えたほうが安心です。
人によっては、軽視できない事情もあるでしょう。
たとえば、持病による通院、子どもの送迎などです。
企業としても、応募者の希望がはっきりしているなら、採用したときの配置を考えやすくなります。
強い希望があれば、事前に伝えておくほうが、双方にとって円満な採用につながります。
伝えるときは、低姿勢でお願いしましょう。
謙虚な姿勢を見せれば、勤務地の希望を配慮してもらいやすくなります。
ただし、注意点もあります。
すべての希望が通るとは限らないことです。
企業の都合によっては、応募者による勤務地の指定が選考を難しくさせる場合があります。
その場合、選考に何らかの影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
もし勤務地に強いこだわりがなければ、あえて伝えないのも一案です。