イメージしてみてください。
あなたは今、天国のような場所にいるとします。
空には、きれいな青空が広がっています。
平野には、美しい花々が咲き乱れています。
とても静かで、空気も澄み切っています。
ちなみに足元には、一生困らないほどの大金もあります。
イメージだけで考えると、天国のような場所ですね。
さて、ここに1つ条件を加えると、明るい雰囲気は、一変します。
「自分しかいない」という状況にしてください。
自分以外、誰もいないのです。
すると、さっきまで天国のようだった場所が、急に怖い場所に思えるはずです。
強い孤独、寂しさ、焦り、恐怖に襲われるでしょう。
何をすればいいか、途方に暮れるでしょう。
最終的には、発狂するはずです。
仮に天国と言われる場所に行っても、自分1人しかいなければ、地獄のように感じます。
どんなに環境がよくても、1人だけでは、むなしいのです。
この事実に気づいてください。
天国の本質とは、環境ではありません。
本当の天国とは何か。
人なのです。
人間関係です。
人のいる場所こそ、天国です。
天国とは、行くものではなく、作るものです。
徹底的に親しい人を作り、もっと人を大切にすることです。
まず家族を大切にしましょう。
親しい友人を作り、仲を深めましょう。
会社の仲間と、仲良く協力しましょう。
一緒に笑ったり、遊びに行ったり、自由に話せたりする人間関係を作ります。
すると、その人と接している場所が、天国になります。
親しい人であればあるほど、その空間が、素晴らしい天国になります。
どこかにあるのではなく、あなたの周りにいる人たちが、天国を作るための手がかりと考えてください。