夢を諦める人の大半は、誤った思い込みです。
「1番でなければ仕事ができない」という思い込みです。
たとえば、数学の好きな人がいるとします。
数学が好きなら、数学関連の仕事をするのがいいでしょう。
学校の数学教師や、数学の塾講師などがふさわしいかもしれません。
好きな仕事をすれば、楽しく仕事ができるでしょう。
楽しいうえにお金までもらえるのですから、最高です。
しかし、こう考える人がいます。
「自分にはふさわしくない。自分より数学ができる人は大勢いる。上には上がいる」
そう言って、夢を諦めます。
好きなことを諦めて、嫌いな仕事でもいいから、お金や安定を基準にした仕事を選ぼうとするのです。
そこがおかしいのです。
「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込みです。
1番でなくても、仕事はできます。
学校の数学教師は、世界一、数学に詳しい人である必要はありません。
たしかに優秀であるほうがベターですが、1番である必要はありません。
相手より優秀ならいいのです。
相手より優秀なら、教える立場として、立派に仕事が成立します。
たとえ中学生でも、小学生に対して先生になることができるのです。
IT関連の仕事もそうです。
芸術関連の仕事もそうです。
どの分野でもそうです。
「1番でなければ仕事ができない」という意識を捨てることです。
ニートでも、得意な分野が1つあればいいのです。
相手より優秀なら、立派に仕事が成立するのです。