インターネットで、他人の不幸を探していませんか。
自分がつらい境遇に置かれていると、自分よりつらい境遇にいる人を探したくなります。
自分より不幸な人を見ると「ああ、自分はまだましだ」とほっと安心できるのです。
しかし、いくら安心を感じたところで、その効果は一時的です。
「わはは。この人はばかだな」と笑う時間は楽しいですが、しばらく経つと、暗い気持ちがよみがえります。
現実が変わっていないかぎり、同じ現象は繰り返されます。
しかも「自分は何てくだらないことをしているのだろう」と気づき、笑う前より、暗くなるのです。
人の不幸は、笑えば笑うほど、笑う前より暗くなるのです。
建設的な行動ではありません。
他人の不幸を笑う余裕があれば、就職活動に回しましょう。
他人の不幸を探す時間があれば、職業安定所に行く時間もあるはずです。
他人の不幸を笑う元気があれば、面接を受ける元気もあるはずです。
活動の矛先を少し変更するだけで、建設的な時間になります。