ニートの原因は、さまざまです。
本人の性格、家族問題、過去のトラウマなど、多種多様です。
本人の気持ちだけの問題なら、まだいいのです。
おしゃれをしたり本を読んだりなどで意欲を高めれば、解決のきっかけがつかめるでしょう。
しかし、必ずしも自分の力ですべてが解決できるとは限りません。
ニートの原因に、病気が関係している場合があるからです。
たとえば、鬱病です。
鬱病は、れっきとした病気です。
本人がいくら頑張ろうとしても、病気ですから、難しい場合があります。
無理に頑張ろうとすると、かえって悪化します。
こうなると、本人や家族の手に負えません。
医師の力を借り、カウンセリングや薬の処方などが必要になる場合があるのです。
適応障害、強迫性障害、対人恐怖症、統合失調症などが、間接的に影響している場合もあります。
その原因を突き止めるためにも、病院に行くことです。
病気であるかを確認するためにも、やはり病院に行って、医師に診てもらうことが大切です。
そもそも対策は、原因がわからなければ立てようがありません。
原因がわかるから、適切な対策を立てることができます。
「自分の力だけでは難しい」と思えば、素直に病院へ行って、診てもらいましょう。
早く行動したほうが、早い改善につながります。