80代は、わがままに生きましょう。
慎ましく生きるのは素晴らしいですが、じっとしていることではありません。
じっとしていても、いいことはありません。
80代が慎んでいると、あっという間に頭も体も衰えます。
お金の問題、健康の問題もありますが、挑戦したいことがあれば、まずわがままを言ってみましょう。
「もっと本が読みたい」
「もっと旅行がしたい」
「もっとおいしいものを食べたい」
希望は口にしないと、叶えられません。
口は何のためにあるのかというと、希望を言うためです。
願いを言えば、家族や医師が手助けをしてくれるでしょう。
少し無理のある希望でも、本人の気持ちを尊重して、できる範囲で叶えてもらえるはずです。
1人でできないことでも、他人の力を借りれば、叶えやすくなります。
自由がなくて難しいことでも、サポートがあれば、実現しやすくなります。
これまで国を支えてきた人として、そのくらいのわがままは必要です。
「あれをしたい。これをしたい」という贅沢を言って、夢を1つでも叶えましょう。
わがままを言って、喜んでいる顔を見れば、家族もまた喜びます。
80代に、許されないわがままはありません。
わがままを言うのが、80代の仕事なのです。