「仕事を辞めたい」と思ったときです。
「なぜ辞めたいと思うのか」という理由が大切です。
目的があって辞めるなら、わかります。
たとえば、キャリアアップに向けた転職であったり、結婚の都合であったりなどです。
あるいは、独立する夢を叶える目的の人もいるでしょう。
会社が著しく労働基準に反しているため、もっと健全な会社に転職したい理由も、一理あります。
やむなく、今の仕事を辞めなければいけない状況ならいいのです。
ステップアップなのですから、堂々と仕事を辞めて、次に向かいましょう。
しかし「ただ仕事が嫌だから」という理由で辞めるのは、よくありません。
逃避だからです。
「仕事がつらいから辞めたい」
「仕事が嫌だから辞めたい」
気持ちはわかりますが、そもそも楽な仕事はありません。
どんな仕事でも、大変です。
現実から逃げて別の仕事を始めても、やはりその仕事でも「嫌だから辞めたい」と思うことでしょう。
同じ過ちが繰り返されます。
「仕事を辞めたい」と思ったとき、その理由が正当か、よく考えましょう。
仕事を辞める理想は「次のステップがあるとき」です。
単に「嫌だから」という理由は、注意が必要です。