責任という言葉には、重みがあります。
ある行為の結果として負わなくてはならない、責めや償いです。
責任があると思うと、尻込みします。
誰でも、責任は取りたくありません。
自分の責任を、誰かに肩代わりしてもらえれば、どれほど楽になることでしょう。
しかし、楽になると思うのは、勘違いです。
実際、責任を肩代わりしてもらうほど、自分が苦しくなります。
自分が失敗すると、ほかの人に迷惑がかかると思い、行動がおっくうになります。
もし失敗をして、誰かに責任を持ってもらうと、借りができます。
借りができれば「いつか返さないといけない」と思います。
負い目があるため、申し訳なくなり、頭が上がりません。
何をするにも行動しづらくなり、息苦しい生き方になります。
誰かに責任を肩代わりしてもらうほど、生きにくい人生はありません。
責任は、自分で持つのがいいのです。
自分で責任を持つと思えば、行動範囲はぐっと広がります。
「何かあっても自分の責任」と思えば、相談相手は自分しだいです。
自分さえOKすれば、何でも自由に行動できます。
失敗しても、自己責任です。
自分で責任を持つと、自分が一番痛いです。
痛いですが、本当は楽なのです。
自分だけが、痛みを我慢すればいいだけです。
誰にも借りや負い目もなく、生きやすいです。
借りや負い目がないのは、本当に楽です。
自分が痛みを感じるからこそ、いい勉強になります。
痛みを感じるのも、また勉強であり、成長です。
本当は、自己責任ほど、楽な生き方はないのです。
自己責任によって、自分らしい人生を送れるのです。