「これが普通です」
「普通になりたいです」
「普通が一番です」
私たちが普段、よく耳にする言葉です。
私たちは「普通」が大好きです。
普通といえば「周りの人と同じ」という、温かい印象があるでしょう。
仲間として、認められている印象がありますよね。
しかし、辞書で「普通」という言葉を引くと、驚きます。
「特に変わった点がないこと」と書かれています。
がっかりですね。
特に変わった点がないことほど、寂しいことはありません。
「普通になりたい」と思うのは、自分の変わった点を殺すことです。
つまり、個性を殺すということです。
普通になろうとすると、個性がなくなります。
個性がなくなり、自分を見失います。
世界には、さまざまな人がいます。
さまざまな人がいるのですから、普通は、あってないようなものです。
普通ばかりを意識する人生は、窮屈です。
やりたいことが、できなくなります。
どこで切っても同じ顔が出る、金太郎飴です。
「普通になりたい」と思うのではありません。
本当に意識すべきは「自分らしく」です。
普通という言葉は、意識しなくていいです。
自分らしく生きていれば、それでいいです。
変わった点を、どんどん出していきましょう。
個性に変わります。
自分だけの、自分らしい生き方なのです。