眠いときにお風呂に入ると、目が覚めます。
温かい湯の刺激が肌に触れると、血液の流れが活発になり、脳がさえてくるのです。
知られていませんが、お風呂は、カロリーも消費します。
お風呂に浸かっている間は、運動しているかのように、血液の流れが活発になります。
お風呂に1時間ほど浸かると、150から200キロカロリー消費されます。
軽いウォーキングを30分くらいするのと同じくらいのカロリーです。
ぼうっと湯に浸かっているだけと思いますが、体の中は大忙しです。
ウォーキングをしているかのように、血行が活発になるので、体力も消費するのです。
お風呂から出ると、気持ちのいいだるさを感じます。
運動した後は、気持ちのいいだるさを感じるように、お風呂から出た後も、気持ちのいいだるさが押し寄せます。
活発だった血液の流れが落ち着いてくると同時に、自然な眠気が襲ってくるのです。
体からのサインです。
「疲れたから休みたいよ」という体からのささやきです。
この眠気を利用しない手はありません。
お風呂から出た後、テレビを見たり、仕事をしたり、電話をしたりするのはもったいないです。
せっかく自然にやってきた眠気を、邪魔することになります。
お風呂から出た後は、すぐ寝るようにしましょう。
軽いマッサージくらいはいいのですが、テレビ、パソコン、電話など、無駄なことはしません。
お風呂上がりの30分間は、スムーズに寝やすい、ゴールデンタイムなのです。