甘いものばかり食べていると、老けやすくなるのは本当です。
一度に大量の糖分を摂取すると、体の中で「特殊な反応」を引き起こすようになるからです。
パンを焼いたことはありますか。
卵に砂糖を加えてオーブンに入れると、茶色をした固い部分ができますね。
これを「グリコレーション(糖化反応)」といいます。
タンパク質が糖と結びついて、固くなる反応のことです。
この現象は、人の肌でも起こります。
甘いものを、たくさん急に食べたときです。
一度に大量の糖分を摂取すると、血糖値が急上昇します。
体のタンパク質が糖と結びついて、固くなります。
その結果、肌の弾力が失われ、たるみやしわの原因になるのです。
甘いものを食べすぎていると、老化しやすいのは本当です。
甘いアイスクリームやケーキばかり食べているのは、肌によくないことです。
お菓子を主食にするような食生活は、言語道断です。
甘いものを食べないといっているわけではありません。
大切なのは、食べ方です。
糖分は、人が生きていくうえで欠かせない物質です。
避けたいのは、あくまで「一度に大量の糖分摂取」です。
一度に摂取するような食べ方を控えましょう。
おやつとして少量を食べたり、ゆっくり食べたりなど工夫します。
無理のない範囲に抑えることが、若々しさを維持するポイントなのです。