服をきれいにたためることができると、きれいに収納できます。
たたむ服がきれいであるほど、新品であるかのようにさえ見えてきます。
たたみ方1つとはいえ、その人がどんな心を持っているかをうかがえます。
きれいに服をたたむ人は、服に対して「大切にしよう」という気持ちがある人です。
きれいにたたまれた服を見ると「大切にされているな」ということがわかります。
「服くらい適当にたたんでしまえ」ではなく「私が着ている服だからこそ大切に扱わなきゃ」というほうが思いやりを感じます。
私もこの点については、日頃から注意しています。
もともと私は、服をたたむのは苦手でした。
しかし、私の母がきれいに服をたたむのを見て「かっこいいな」と思いました。
服をたたむのがかっこいいだけでなく、大切な服をきちんとたたむ母の姿もかっこよく映っていたのです。
私も母の影響を受け、ある日から服を自分なりにきれいにたためるように練習するようになりました。
たしか中学生のころからです。
最初は真似でしたが、母にたたみ方を教わりながら、だんだん上手になりました。
服をきれいにたたむことができるようになってから、服に対して思いやりを込めることができるようになったのです。
今までお気に入りだった服が、もっとお気に入りになったくらいです。
服に対して感謝をするためにも、きれいにたためることが大切なのです。