気づくセンサーを持っている人は、言葉遣いが上手です。
最初から言葉遣いが上手だったのではなく、気づくセンサーを持っているから上手になれたのです。
日常のささいな会話でも、自分の言葉表現や相手の気持ちなど敏感にキャッチします。
しっかり自分の悪い言葉遣いは直します。
たとえば「今日はきれいな服を着てるね」と「今日もきれいな服を着てるね」を比べてみます。
言葉がわずかに違うだけですが、まったく違う意味になります。
カップルの場合「今日はきれいな服を着てるね」だと、喧嘩になります。
「どうせ普段は汚い服を着ていますよ」と言って、機嫌が悪くなるでしょう。
しかし、今度は「今日もきれいな服を着てるね」と言えば、相手ともっと仲良くなれます。
「褒めてくれてありがとう。嬉しい」となります。
日本語の難しさは、ここにあります。
たった1字が違うだけで、人間関係まで影響を与えてしまうのです。
この「たった1字」に気づけるかどうかが、キーポイントです。
あなたの敏感さは、このたった1字に気づけるかどうかなのです。