執筆者:水口貴博

テーブルマナーのすすめ

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給仕にとって「おいしい」ほど、嬉しい褒め言葉はない。

給仕にとって「おいしい」ほど、嬉しい褒め言葉はない。 | テーブルマナーのすすめ

給仕は「おいしく食べてもらっているだろうか」と内心は不安です。

無表情や無言で食べていると「何か気に入らないことがあったのだろうか」と不安になります。

「食事に問題があったのか。自分の対応に問題があったのか」と気が気ではなくなります。

客としては普通に接したつもりが、給仕を不安にさせることがあるのです。

あなたがお客さんとしてレストランに訪問した際、食事が特においしいと感じたときだけ「おいしい」と伝えるのはよくありません。

それでは、おいしいと伝える機会が限られます。

現在の飽食時代では、感動するようなおいしい食事はなかなか巡り合えません。

では、どうするのか。

食事に大きな問題がなかったとき「おいしい」と伝えるのです。

食べられる食事は、すべておいしいと考えることができます。

ほとんどの機会でおいしさを伝える機会ができますね。

感謝を伝えるタイミングを増やすのが、達人の心がけです。

そうしたテーブルマナーが規則としてあるわけではありませんが、したほうが気持ちよくなります。

給仕にとってお客さんからの「おいしい」という言葉ほど、嬉しい褒め言葉はありません。

もっと上品にサーブしようと心がける、給仕のモチベーションアップにつながります。

テーブルマナーのすすめ(17)
  • 給仕が元気になるような言葉をかける。
テーブルマナーは、推理ゲームとして考えると面白い。

テーブルマナーのすすめ

  1. かっこいい人を見た経験が、私の意識を一変させた。
  2. レストランでの口説き率は、異常に高い。
  3. フォーマルなレストランで、頼りがいのある男性に見られる方法。
  4. テーブルマナーの意味を、最初から求めない。
    結果には、タイムラグがある。
  5. 給仕やソムリエに、嫌われる客と好かれる客の特徴。
  6. ルールはルール。
    面倒なことを嫌がらない人が、かっこいい。
  7. 「マナー、マナー」と言っているのは、まだ慣れていない証拠。
  8. どんなに面倒なマナーも慣れてしまえば、なんともない。
  9. 「落ち着け! 落ち着け!」と思うほど、余計に焦ってしまうのが人間。
  10. 下心のためのおごりは、好かれるどころか、むしろ嫌われる。
  11. 「楽な食べ方」を中心に考えるなら、野生動物と変わらない。
  12. テーブルマナーで差をつけろ。
  13. テーブルマナーとは、日常生活をちょっと上品に変える魔法である。
  14. 知識は盗まれない。
    体で覚えたことは、忘れもしない。
    テーブルマナーは、一生涯の財産になる。
  15. あなたのマナーは、3世代続く。
  16. クレームを言った後は、再訪問するのがマナー。
  17. 給仕にとって「おいしい」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  18. テーブルマナーは、推理ゲームとして考えると面白い。
  19. マナーはスポーツと同じ。
    まず頭で覚え、最後は体で覚える。
  20. テーブルマナーで、相手のことがわかってしまう。
  21. あらを指摘して通のふりをするのが、一番かっこ悪い。
  22. 頭にくるクレームほど、小さな声で伝えるのがマナー。
  23. テーブルマナーを知っていると、いつの間にか可能性が広げられる。
  24. あなたのマナーが、相手を幸せにさせる。
  25. 他国の食事マナーの習得は、異文化を学ぶことに匹敵する。
  26. 時代とともに変化する「かっこいい」より、変わらない「かっこいい」。
  27. 外見に恵まれない人は、テーブルマナーで一発逆転のチャンスを狙え。
  28. 魚料理に対する苦手意識の大半は、ほかとは違い、練習しだいで克服できるもの。
  29. レストランの堅苦しい場所を使って、真面目な気持ちを伝える。
  30. 食事をサーブする側を経験すると、マナーの大切さを痛切に感じる。

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