執筆者:水口貴博

子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

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子どもにとってパッケージツアーを、どう感じるか。

子どもにとってパッケージツアーを、どう感じるか。 | 子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

子連れ旅行をするとき、パッケージツアーを利用するのは、1つの案です。

親には車を運転する手間がないです。

添乗員もいるので、一安心です。

何があっても大丈夫。

「初めての子連れ旅行なら、パッケージツアーがいいのではないか」

そう思います。

しかし、ここに意外な落とし穴があります。

たしかにパッケージツアーを利用すれば親としては楽になりますが、子どもはどう感じるでしょうか。

初めての子連れ旅行がパッケージツアーの場合、子どもはトラブルを起こしやすくなります。

なぜでしょうか。

子どもの気持ちになって考えてみましょう。

まず急に知らない人に囲まれてしまう環境があります。

団体で行動をする都合上、こればかりはどうしても仕方ありません。

子どもの性格によっては、知らない人に恐怖心を抱くこともあります。

また、子どもが眠っているときは静かにしてあげたいですが、なかなかそうもいきません。

添乗員は、仕事の都合上、バスの中でマイクを使い大きな声で案内をします。

ツアーという都合上、名所旧跡など各地を回り、予定が厳密に決まっています。

子どもが退屈な場所にも行かなければいけません。

逆に「もう少しいたい」と言っても、その場を離れなければいけません。

急に「トイレに行きたい。車酔いをした。車を降りたい」と言い始めても、団体行動をする都合上、そうもいかないですよね。

大声で騒ぐと、周りに迷惑をかけるため、親は「静かにしなさい」と怒ることになります。

その結果、機嫌が悪くなったり泣いたり、時には失禁をするなど、トラブルを引き起こしやすくなるのです。

子どもはそういう気持ちや状況になりやすいことを、親は理解しましょう。

パッケージツアーは、楽ではありますが、ルールが厳密すぎて、不便なのです。

子連れ旅行でパッケージツアーを利用してもいいのですが、少し注意が必要です。

子連れ旅行で家族の絆を深める方法(7)
  • 初めての子連れ旅行でパッケージツアーは、できるだけ控える。
そもそも「子連れ旅行」の目的は何だろう。

子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

  1. 「もう少し成長してから」と思っていると、逆に思い出を作るタイミングを逃してしまう。
  2. 子連れ旅行を始める時期の目安は、3歳前後。
  3. 子連れ旅行で一番大切なことは、大人目線ではなく、子ども目線で考えること。
  4. 子どもとの旅行コースは、観光より娯楽施設を中心に。
  5. あらゆる乗り物の中で、自家用車ほど融通の利く交通手段はない。
  6. 「子連れ旅行の練習」は、車を使って10分で行けるところから始める。
  7. 子どもにとってパッケージツアーを、どう感じるか。
  8. そもそも「子連れ旅行」の目的は何だろう。
  9. タクシーを貸し切ったほうが安上がりの場合がある。
  10. 子どもが絶対に嫌がらない魔法の料理とは。
  11. 初めての土地でも、子どもが楽しめる場所を簡単に探し出す方法。
  12. 子どもは親と手をつなぐと、知らない場所でも怖くなくなる。
  13. 平日の旅行なら、通勤ラッシュに気をつけろ。
  14. 旅行の食費を少しでも抑えるために、食事を済ませてから出かける。
  15. 小腹対策にお菓子は不適切。
    お菓子の代わりになる、ある食べ物とは。
  16. パッケージツアーは、時間の短いものから慣れていこう。
  17. 子連れ旅行によって、子どもの目は、内から外へと向けられていく。
  18. 家族で旅行をするとき、ゲーム機の持参はよくない。
  19. 雨が降ったら気持ちいいと考える。
    雨の日を悪者扱いしない。
  20. 迷子のための連絡先は、持ち物ではなく、身につけているものに書いておく。
  21. 外で遊んでいると、つい忘れがちな日焼け対策。
  22. 高級ホテルが、必ずしも子どもにとって適切な宿泊施設とは限らない。
  23. 信頼できる情報源は、実は身近なところにあった。
  24. はしゃいでいい場所、いけない場所は、親がきちんと区別をする。
  25. 「旅行中止」という重大な決断が、逆に親への信頼感を深める。
  26. 子どもにとって飛行機の窓から見える光景は、もはや勉強だ。
  27. 子連れ旅行では、何でも妻に任せきりにしないこと。
  28. 泣き出した子どもを泣きやませようとして、陥りやすい悪循環。
  29. 旅先で泣き出した子どもを泣きやませる2つの方法。
  30. 子連れであることに引け目を感じる必要はない。
    子連れだからこそ得られる特権を利用せよ。

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