執筆者:水口貴博

子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

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雨が降ったら気持ちいいと考える。雨の日を悪者扱いしない。

雨が降ったら気持ちいいと考える。雨の日を悪者扱いしない。 | 子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

「せっかくだから晴れますように!」

旅行といえば、天気が晴れてくれるように願います。

たしかに晴れの日のほうが見晴らしもよく、傘を差す手間もありません。

写真写りもよく、いい思い出ができることでしょう。

しかし、それでは雨の日がかわいそうではありませんか。

雨が降っていたとき、うっかり、親が子どもへ口にする言葉があります。

「雨が降っていて残念だね」という一言です。

これを聞いた子どもはどう思うでしょうか。

雨が悪いことだというような言葉です。

雨が降ったらすべてが台無しのような印象を受けます。

おかしいと思いませんか。

雨の日とはいえ、やはり1日には変わりないのです。

晴れの日だけでなく、雨の日も、曇りの日も、自然の営みです。

善しあしはありません。

捉え方の問題です。

親は「晴れの日はよい。雨の日は悪い」という固定観点から、発言していないでしょうか。

雨の日は「雨の日を楽しむ」という姿勢が大切です。

そういうとき、親は子どもに次のような言葉をかけてください。

「雨が降って気持ちいいね」

こう聞けば、何かぱっと心が開きませんか。

悪者扱いしがちな雨を前向きに楽しむ、気持ちのいい言葉です。

旅行中に雨が降っても、雨を悪者扱いしないこと。

ありのままの自然の営みを楽しむ姿勢が大切です。

それが、子どもとの旅行を楽しむコツです。

子連れ旅行で家族の絆を深める方法(19)
  • 雨の日は「雨が降って気持ちいいね」と話しかける。
迷子のための連絡先は、持ち物ではなく、身につけているものに書いておく。

子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

  1. 「もう少し成長してから」と思っていると、逆に思い出を作るタイミングを逃してしまう。
  2. 子連れ旅行を始める時期の目安は、3歳前後。
  3. 子連れ旅行で一番大切なことは、大人目線ではなく、子ども目線で考えること。
  4. 子どもとの旅行コースは、観光より娯楽施設を中心に。
  5. あらゆる乗り物の中で、自家用車ほど融通の利く交通手段はない。
  6. 「子連れ旅行の練習」は、車を使って10分で行けるところから始める。
  7. 子どもにとってパッケージツアーを、どう感じるか。
  8. そもそも「子連れ旅行」の目的は何だろう。
  9. タクシーを貸し切ったほうが安上がりの場合がある。
  10. 子どもが絶対に嫌がらない魔法の料理とは。
  11. 初めての土地でも、子どもが楽しめる場所を簡単に探し出す方法。
  12. 子どもは親と手をつなぐと、知らない場所でも怖くなくなる。
  13. 平日の旅行なら、通勤ラッシュに気をつけろ。
  14. 旅行の食費を少しでも抑えるために、食事を済ませてから出かける。
  15. 小腹対策にお菓子は不適切。
    お菓子の代わりになる、ある食べ物とは。
  16. パッケージツアーは、時間の短いものから慣れていこう。
  17. 子連れ旅行によって、子どもの目は、内から外へと向けられていく。
  18. 家族で旅行をするとき、ゲーム機の持参はよくない。
  19. 雨が降ったら気持ちいいと考える。
    雨の日を悪者扱いしない。
  20. 迷子のための連絡先は、持ち物ではなく、身につけているものに書いておく。
  21. 外で遊んでいると、つい忘れがちな日焼け対策。
  22. 高級ホテルが、必ずしも子どもにとって適切な宿泊施設とは限らない。
  23. 信頼できる情報源は、実は身近なところにあった。
  24. はしゃいでいい場所、いけない場所は、親がきちんと区別をする。
  25. 「旅行中止」という重大な決断が、逆に親への信頼感を深める。
  26. 子どもにとって飛行機の窓から見える光景は、もはや勉強だ。
  27. 子連れ旅行では、何でも妻に任せきりにしないこと。
  28. 泣き出した子どもを泣きやませようとして、陥りやすい悪循環。
  29. 旅先で泣き出した子どもを泣きやませる2つの方法。
  30. 子連れであることに引け目を感じる必要はない。
    子連れだからこそ得られる特権を利用せよ。

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