話をうまくまとめるときには、2つの時間帯を避けましょう。
「朝一」と「午後一」です。
もちろん緊急を要する内容なら、この限りではありませんが、一般的には思うようにいかない時間帯です。
あなたが、朝一や午後一から仕事を始めようとしても、相手の都合が悪ければ、噛み合わない状況になります。
朝一は、出社したばかりの時間帯のことです。
ほかの会社なら朝礼中であったため、適当に返事をされて、ろくに話を聞いてもらえないことになります。
夜中のうちにたまったメールチェックをしなければいけないため、朝はメールチェックに大忙しです。
私は朝一から電話をかけても「まだメールを見ていないから話がわからない」という状況もありました。
そもそも電話先で朝礼の話が聞こえてしまうのは、機密情報に関わるためよくありません。
午後一も同じです。
午後一は、まだ昼休憩から戻ってきていないため、電話をかけてもつながらない場合も多いです。
昼休憩から帰ってきていたとしても、昼休みの間にメールや仕事がたまっているため、相手はばたばた忙しい状況です。
こういうタイミングで電話をかけても、話をじっくり聞いてもらいにくいです。
こうした理由から、朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。
そうした失敗を、私は何度も経験しています。
もちろん緊急を要する内容はこの限りではありませんが、基本的に朝一と午後一は無難に避けるほうがいいのです。