「言い訳をするな」
社会人なら誰でも耳にする格言です。
社会人として言い訳をせず、何でも仕事を請けられる人は、器が大きく、仕事のできる人だとされます。
「仕事の仕組みがいけないんです」
「たまたま体調が悪かったんです」
「タイミングが悪かったんです」
もちろん自分勝手でわがままな言い訳は、よくありません。
これらの言い訳がいけないのは「改善案が含まれていないから」です。
ただ単に、自分の都合を一方的に押し付ける内容では、わがままと思われても仕方ありません。
しかし、1つポイントを押さえておけば「わがまま言い訳」は「素晴らしい意見」へと早変わりします。
「改善案を含めた言い訳」をすればいい。
仕事のできる人は、改善を含めて、言い訳をします。
「ここが悪いから、失敗しました。こうすればいいのではないでしょうか」
「この手順書がわかりにくいです。赤く大きな字にすればいいのではないでしょうか」
「疲れやすい手順だからいけないんです。こういう手順なら、疲れにくいのではないでしょうか」
改善を求めた言い訳なら、してOKです。
客観的な意見になり、1人だけでなく、大勢が助かります。
悪い部分をきちんと指摘して、改善案まで提示するなら「さすが」と思われることでしょう。
仕事のできる人は、あえて改善案を含めた言い訳を、ずけずけ言うのです。