HAPPY LIFESTYLEを運営し始めた当初、これからはデジタル社会がより進むであろうと直感しました。
1980年代、友人に携帯電話を持っている人は、1人もいませんでした。
「携帯電話」という言葉さえ、耳にしない時代でした。
未来小説の中で出てくる単語と思っていました。
パソコンを持っている知り合いも、1人もいませんでした。
パソコンという言葉は、未知の単語でした。
しかし、時代は変化します。
ポケットベルが登場し、その後、携帯電話が登場しました。
コンピューターも進化し、本格的なインターネット時代の到来です。
携帯電話のおかげで、いつでもどこでも誰とでも話ができるようになりました。
コンピューターの進化で、デジタル処理や性能が向上しました。
インターネットのおかげで、地球上のさまざまな情報を一瞬で手に入れることができるようになりました。
昔には考えられなかった時代です。
わずか短い間に、劇的な変化がありました。
今では携帯電話を持っていない人は、ほとんどいません。
また、パソコンを持っていない人も、ほとんどいません。
瞬く間の変化を実感できる時代に生きていることに感謝をしました。
しかし、同時に、将来に対する不安もありました。
人と会わなくても会話ができ、旅行をしなくても、いろいろな場所の情報を瞬時に手に入れられる時代の行く末を考えました。
勢いよく進む時代の変化を感じ、ある考えが思い浮かびました。
「便利な物が増えれば、人間関係が希薄になるだろう」
「コミュニケーションが減れば、愛情のない生活が増えてしまう可能性がある。悩み解決の重要性は、より高まるはずだ」
そう直感しました。
もちろんこれまでも、悩みの解決をテーマにした時代はありました。
しかし、特にこの数十年のすさまじいコンピューターの進化とインターネットの普及は、前代未聞でした。
爆発的にデジタル社会が進んでいる流れを感じ、これからの世界の行く末を心配しました。
それに加えて、私には昔から考えたり書いたりするのが好きな性分がありました。
もともと備わっている素質です。
物事を考えたり文章を書いたりするのが好きなので、テーマさえ与えられれば、ある程度は何でも書けると思います。
私は、2003年ごろから文章を書き始めました。
しかし、具体的などんな作品を書き進めていこうという明確な方向性は、まだ定まっていませんでした。
ちょうど時代の大きな変化を感じていたので、考慮して選んだのは「悩み解決」や「幸せ向上」に関わるテーマでした。
昔から成功哲学や人の幸せについても興味関心が強かったので、時代の流れを考慮しても、まさにうってつけでした。
デジタル時代が進み、人間関係が進むであろう時代の流れを直感したので、その一躍を担う文章を書ければと思ったのでした。