ビジネスには「ファーストムーバー・トップシェア(First mover, Top share)」という法則があります。
最初に行動した人が、最も大きなシェアを握る法則です。
日本語で言えば「先手必勝」や「早い者勝ち」と同じ意味です。
最初に行動した人は、必ず有利な立場になれます。
ビジネスチャンスにおいても「開始時期」は重要です。
最初に行動した人が、チャンスをつかみやすくなり、利益を独占できます。
トップシェアを握っている企業を見ると、仕事を始めた時期が早い特徴があります。
ホンダ・パナソニック・ソニーなど、大手企業ほど長い歴史があります。
長い歴史があるとは、仕事に着手し始めた時期が早いということです。
後から、大きなシェアをひっくり返すのは難しいです。
すでに顧客をつかみ、設備に投資され、経営ノウハウの蓄積があります。
新規参入は、顧客も設備も経営ノウハウも、1からのスタートです。
後になるほど、条件が厳しくなります。
ビジネスチャンスをつかめる人は、先手が習慣になっています。
一番の理想は、ファーストムーバーです。
一番手こそ、トップシェアを握ります。
必ずしも、資金が重要とは限りません。
資金力も大切ですが、始める早さは、もっと大切です。