私たちはモテるために、物知りになろうとします。
頼りにされるために、物知りになろうとします。
雑誌を読んで、勉強をします。
ファッション誌を読んで、はやりを取り入れて、かっこよくなろうとします。
ルックスに磨きをかけて、どんどん魅力を出そうとします。
多くの人から人気を集めるだろうと思うからです。
もちろんそういう努力は大切です。
素晴らしいことです。
外見から恋愛のきっかけが生まれることもあります。
ただ知ってほしいのは、必ずしもそういう努力が報われるとは限りません。
あなたの周りに「なぜこんな人がモテるの?」という人はいませんか。
そういう人の会話に耳を傾けてください。
きっと次のような言葉を、口にしているのではないでしょうか。
「この映画、見たことがある?」
「この問題、わからないから教えて」
「ちょっと手伝ってほしい」
一見すれば、なんてダメな人なんだと思います。
しかし「知らない・わからない・できない」の三拍子が揃っている人は、モテます。
無知な状態を利用して、話しかけるきっかけにできるからです。
頼りない人に映りますが、こういう人がモテます。
困っているあなたを知れば、相手も親身になって教えてくれることでしょう。
「知らない・わからない・できない」があれば、話しかけるチャンスに変えてしまいましょう。
荒っぽい恋のアプローチとはいえ、確実に話しかけるチャンスを作れます。
立派な恋のアプローチです。
自分の弱さを隠すのではなく、むしろさらけ出します。
わからないことを教えてもらうという立場になり、相手に近づくチャンスに変えればいいのです。