疲れたから、眠くなる。
これは、人間にとって当然のことです。
本来、睡眠の主な役割は、心身の疲れを回復させることです。
そもそも肉体労働の仕事をしている人なら、体を動かす機会が多いので、夜も寝られやすいことでしょう。
夜に眠りやすくするためには、昼間に一生懸命働けばいいのですが、体を動かさない職業もあります。
IT関連の仕事は、椅子に座っている時間が大半を占めています。
事務関係や受け付けの仕事は、激しく体を動かす種類の仕事ではありません。
こうした運動する機会が少ない仕事の場合は、どうすればいいでしょうか。
あえて体を動かす習慣を、仕事以外に取り入れればいい。
たとえば仕事帰り、降りる一駅手前で下車して、家までは散歩をして帰る習慣はいかがでしょうか。
体を動かして健康的です。
ほどよく疲れるため、夜も眠りやすくなります。
犬の散歩に出かけたり、買い物に自転車のペダルをこいで出かけたりしてもいいでしょう。
体を動かす機会がなければ、自分で作ればいい。
一生懸命に体を動かす習慣を作り、適度に疲れることです。
疲れるからこそ、夜はぐっすり寝られるのです。