プライベートは「自分のため」だけにあると思っていませんか。
プライベートというくらいですから、たしかに「自分のため」のものです。
しかし、それではまだ半分しか、プライベートのおいしい部分を使っていません。
プライベートの本当の価値は「隠しているとき」ではなく「打ち明けたとき」に意味があります。
隠してばかりいると、わかりませんから、ないもの同然です。
プライベートは、思い切って他人に打ち明けたとき、本当にプライベートという意味があるのです。
自分のことを隠している人は、何を考えているのかわかりません。
学校では、真面目に勉強している。
会社では、真面目に仕事をしている。
自分のプライベートは、一切話さない。
間違ってはいませんが、つまらないです。
面白みがなく、人気もなくなります。
その人の内面が見えないので、どう接すればいいのかわからず、近寄りにくくなります。
愛され美人は、自分のことをアピールするのが上手です。
いきなり、自分の話をするのではありません。
プライベートを使って、自分の情報を他人に伝えます。
「昨日は悪い夢を見て、全然眠れなかった」
「最近、ペットを飼い始めたんだ」
「父の日に、ネクタイをプレゼントしたよ」
極端なプライベートを話す必要はありません。
ささいな、さりげないプライベートでいい。
打ち明けつつ、自分のことをアピールしていきましょう。
どういう人間なのかを、うまく他人に伝えることができます。
自分のことをわかってもらえれば、他人から接しやすく話しやすくなります。
愛されやすくもなります。
自分のことを伝えるのは、プライベートを使って話をするのが一番です。
プライベートは、自分のためにあるのではありません。
他人のためにあるのです。