あなたは愛されるために「勝とう」としていませんか。
勝つと周囲から注目を集め、人気者になれると思います。
たしかにスポットライトが当たるのは、勝者です。
しかし、勝者だからこそ、敵をたくさん作り、愛されなくなるという事実も知っておきましょう。
愛され美人は、勝とうとするのではなく、負けようとします。
負けたほうが、敵は少なくなります。
反感を抱かれることもありません。
愛されるために、敵は少ないほうがいいのです。
社会において、世渡り上手な人は、上手に負けることができる人です。
上司と一緒にゴルフに行ったときも、本当は勝てるけれど、わざと負けます。
一生懸命に努力をしたふりをして、わざと負けます。
そうするほうが上司の機嫌を損ねることもなく、一緒にゴルフをして楽しい人だと思われるようになるからです。
負けたほうが、評価が下がるどころか、上がってしまうのです。
「勝つこと」が必ずしも、愛されるわけではありません。
むしろ、負ける人のほうが愛されるのです。