説得させようとするときは、言葉と態度が重要です。
しかし、ときどき、相手にYesを言わせるために、わざと威圧的な言葉を使う人がいます。
「やれ!」
「できないとは言わせないぞ!」
「歯向かったら、後でどうなるか、わかっているんだろうな」
乱暴な言葉を使い、相手を萎縮させ、なかば強制的に説得させてしまいます。
たとえ、これで相手が言うことを聞いてくれたとしても、大きな不快感が残ります。
嫌がり、嫌われ、やる気もなく、いいことはありません。
説得は、丁寧な言葉を使いましょう。
言葉遣いも、相手に与える印象を大きく左右します。
正しい言葉、丁寧な言葉を使う人の言うことを聞きたくなります。
「1つ、お願いをしてもいいですか」
聞いて、気持ちいい言葉ですね。
丁寧な言葉で、頭を下げてお願いされると「何でしょうか」と態度がよくなります。
礼儀正しい人には、礼儀を持って応えたくなるからです。
説得するときには、言葉も態度も丁寧になることが大切です。