執筆者:水口貴博

説得力を高める30の方法

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納得させるために、わかりやすい例を出そう。

納得させるために、わかりやすい例を出そう。 | 説得力を高める30の方法

言いたいことをダイレクトに言っても、説得力がないと、弱いメッセージになります。

そのままを口にするのもいいのですが、説得力を加えるためには、もう少し工夫が必要です。

私がいつも行っている説得力を上げるための工夫を紹介しましょう。

「例えを話した直後に言いたいことを続ける」という工夫です。

たとえば「厳しい先生ほど生徒のためになる」とはいえ、ありふれた言葉に聞こえます。

しかし「苦い薬ほどためになるように、厳しい先生ほど生徒のためになる」と言えば「たしかにそうだな」と思ってくれるのです。

さらに具体例をいくつか挙げましょう。

「ヒマワリが明るい太陽に向くから成長できるように、人間も明るい方向に顔を向けるから成長できる」

「好きな人と付き合えば幸せになれるように、好きな人と結婚するほうが幸せになれる」

「愛のある親ほど子どもに厳しくなるように、愛のある先生ほど生徒に厳しくなる」

「空気や音が目に見えないように、本当に大切なことほど目に見えない」

いかがでしょうか。

想像しやすい例えを出した直後に、本当に言いたい言葉を続けると「なるほど」と思いませんか。

具体例を出した直後に言いたいことを話すと、なかなかよい説得力が生まれます。

説得力は、いかに相手を納得させるかです。

納得させるために、わかりやすい例を出せばいいのです。

説得力を高める方法(11)
  • 例えを出した直後に、言いたいことを続ける。
あらゆる話に、善も悪もない。
説得しだいの話である。

説得力を高める30の方法

  1. 説得力があると、話を聞いてもらえるようになる。
  2. 話の面白さは、話す内容より話し方。
  3. 「事実だけを述べる話し方」より「イメージのできる話し方」。
  4. 体験談は、何でも面白い。
  5. 表情は、言葉より語る。
  6. わかりやすい例を挙げると、説得力が増す。
  7. 相手の話を3度受け入れてから、Butで反論。
  8. 相手の心に突き刺さる話し方のほうが、メッセージ性は高くなる。
  9. 説得力のある言葉は、短い。
  10. 説得力のある人は、経験が豊富な人。
  11. 納得させるために、わかりやすい例を出そう。
  12. あらゆる話に、善も悪もない。
    説得しだいの話である。
  13. 比べると、説得力が生まれる。
  14. 逃げ道があると、逃げたくなくなるのが人間。
  15. 精神論で語らない。
    方法論で説得する。
  16. 「ここだけ」「今だけ」限定を設けると説得できる。
  17. 相手を認める表現を使うと、説得ができる。
  18. 褒められて、悪い気分になる人はいない。
  19. 相手のところへ出向くと、お願いも通りやすくなる。
  20. 説得するときの服装は、重要。
  21. 丁寧な言葉を使う人のお願いを、聞きたくなる。
  22. 「あなたじゃないといけない!」
  23. お世話をする側に立つから、お世話をされるようになる。
  24. 元気という燃料で、今日も明るく突っ走る。
  25. 説得させるために、まず自分が元気であるところを見てもらおう。
  26. 大事な話・お願い・説得ほど、直接会うのがベター。
  27. 説得は、午前10時前にしよう。
  28. 人の数が説得力に変わる。
  29. 相手の目を見ないと、説得ができない。
  30. 「見つめる」「にらむ」「凝視」は、敵対のサイン。

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