執筆者:水口貴博

宿命を生かす30の意味

28

余裕がなくなったときには、ひとまず足を止めてみよう。

余裕がなくなったときには、ひとまず足を止めてみよう。 | 宿命を生かす30の意味

たくさんの仕事、勉強、子育てなど、しなければいけないことに追われていると、自分を見失ってしまうときがあります。

「これではいけない」と思いながらも、どうしていいのかわかりません。

なぜわからないのかというと、走りながら考えているからです。

肉体的、精神的、経済的に余裕がなくなると、どうしていいのかわからなくなります。

走ることにほとんどのエネルギーを使ってしまい、慎重に考えるまでの余裕を作ることができません。

そんなときには、一度足を止めてみればいいのです。

足を止めれば、呼吸が整い、自制心を取り戻し、落ち着けます

あらためて慎重に考えることができるはずです。

車にガソリンを入れるためには、一度止まらなければなりません。

止まるからガソリンを入れることができます。

走りながらガソリンを入れるということは、技術的に可能でも、危なくて危険です。

失敗すると爆発してしまいます。

人間に限らず誰でもそうですが、一生懸命に走っていると、疲れて余裕がなくなります。

毎日の生活で一生懸命になっていると、だんだん疲れて余裕がなくなります。

ガソリンがなくなってしまう状態ということです。

休憩のためにちょっと足を止めるのです。

足を止めるだけで、休憩ができ、落ち着きを取り戻せます。

走りながら考えるからいけなかったのです。

宿命を生かす意味(28)
  • ガソリンを入れるために、一度生活をストップさせる。
思いもよらない成り行きを、大切にしよう。

宿命を生かす30の意味

  1. 宿命は変えられない。
  2. 宿命は、あなたの原点。
  3. 宿命を受け入れて、自分の持ち味にしよう。
  4. どうしても好きになれない宿命は、反面教師として受け入れる。
  5. 身の回りの現実から、大切な学びを見つける。
  6. そもそもの性格は、受け止め方しだいで変わる。
  7. 変えられないということは、安定しているということ。
  8. 宿命ほど、節約できることはない。
  9. 花の咲かないタネはないように、才能のない人間もいない。
  10. 自分の性格は、恵まれた才能の1つである。
  11. 「変えよう」という発想から「ありのままを生かそう」という発想へ。
  12. アンバランスこそ、自然の形。
  13. 宿命は、奪われることのない財産である。
  14. なぜ人として生まれたのかは、誰にもわからない。
  15. 宿命は、あなたの生き方を教える道しるべ。
  16. 傷のついている宿命ほど、輝いている。
  17. 傷のない宿命は、傷をつけるために行動しよう。
  18. 不自由さを持っている人ほど、幸せに気づくセンサーが敏感になっている。
  19. 自分を褒めると、両親を褒めたことになる。
    両親を褒めるためには、自分を褒めよう。
  20. 「できないこと」は、世の中にはあり得ない。
  21. DNAの遺伝による宿命がある。
  22. 「どれだけ長く生きたか」ではなく「どれだけ濃く生きたか」が大切。
  23. 神様はあなたに「中途半端さ」という宿題を与えた。
  24. 愛を勉強するために、私たちは中途半端として生まれてきた。
  25. 本当の手本とは、親子関係がうまくいっている人のことをいう。
  26. 傾いている振り子ほど、パワーが生まれる。
  27. 電車の乗り間違いをしていませんか。
  28. 余裕がなくなったときには、ひとまず足を止めてみよう。
  29. 思いもよらない成り行きを、大切にしよう。
  30. 「なぜ死ぬのか」という質問はナンセンス。
    借りたものは返すのが当たり前。

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