たくさんの仕事、勉強、子育てなど、しなければいけないことに追われていると、自分を見失ってしまうときがあります。
「これではいけない」と思いながらも、どうしていいのかわかりません。
なぜわからないのかというと、走りながら考えているからです。
肉体的、精神的、経済的に余裕がなくなると、どうしていいのかわからなくなります。
走ることにほとんどのエネルギーを使ってしまい、慎重に考えるまでの余裕を作ることができません。
そんなときには、一度足を止めてみればいいのです。
足を止めれば、呼吸が整い、自制心を取り戻し、落ち着けます
あらためて慎重に考えることができるはずです。
車にガソリンを入れるためには、一度止まらなければなりません。
止まるからガソリンを入れることができます。
走りながらガソリンを入れるということは、技術的に可能でも、危なくて危険です。
失敗すると爆発してしまいます。
人間に限らず誰でもそうですが、一生懸命に走っていると、疲れて余裕がなくなります。
毎日の生活で一生懸命になっていると、だんだん疲れて余裕がなくなります。
ガソリンがなくなってしまう状態ということです。
休憩のためにちょっと足を止めるのです。
足を止めるだけで、休憩ができ、落ち着きを取り戻せます。
走りながら考えるからいけなかったのです。