世の中にはたくさんの先生、手本が存在します。
学校の先生、校長先生、社長、モデル、有名人など、多くの人が手本にする立場に立っている人がいます。
しかし、気をつけておきたいことは、手本として立っている人が、必ずしも愛を学べていると言うわけではないということです。
手本という側に立っている人は「学歴」「個性」「お金」を基準に、立てているだけです。
必ずしも、愛を基準にしているわけではありません。
一般的な成功者とは「お金持ち」「社長」「有名人」ということになっています。
まったく愛とは関係ないのです。
しかし、そういう人ほど、多くの人から手本とされる立場に立っている矛盾があります。
意外に知られていないことですが、教育者ほど、息子との仲が悪いことがあります。
誰からも尊敬されるような先生は、息子からも慕われているのかというと、必ずしもそうではありません。
むしろ、そうでない場合のほうが多い。
先生は頭がいいですから、自分の知識や理想を息子に押し付けようとします。
型にはめさせようとする教育には愛がありませんから、子どもは嫌がり、ぐれます。
不良の子どもの親ほど、先生や社長であったりします。
ぐれている息子の親ほど、学校の先生、会社の社長だったりと社会的に認められている地位だったりします。
歌を歌う華やかなシンガーが、夫と離婚してしまうという話はよく耳にします。
ファッション雑誌で、多くの女性から手本とされているモデルが、実は夫との仲が悪く、離婚している場合があります。
本当にこの人は手本となるべき人かと確かめるためには「親子関係に笑顔があるかどうか」を見ればいいのです。
親子関係は、人間関係の原点です。
原点に笑顔があれば、必ずほかの人間関係でもうまくいきます。
師弟関係、友人関係、恋人関係など、うまくいきます。
あなたは、自分の親と笑顔で関係を結べているか、チェックしてみましょう。
親との関係が良い人は、すべて手本です。
親との関係がうまくいっている人は、ほかの人間関係も必ずうまくいきます。