執筆者:水口貴博

部屋をきれいに整える30の方法

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お客さんの訪問が、掃除のやる気を駆り立てる。

お客さんの訪問が、掃除のやる気を駆り立てる。 | 部屋をきれいに整える30の方法

私が一人暮らしをしているときに、猛烈に部屋を掃除する瞬間がありました。

それは、ある1本の電話から始まります。

「貴博君、今からそっちに行くから」

この瞬間から、私の中で掃除の火がつきます。

さすがにお客さんが来るのに、部屋が汚いのではかっこがつきません。

それで、猛烈に部屋を片付け始めるわけです。

部屋の掃除をするときには、やる気が大切です。

私の実家も、ときどきお客さんがやってきます。

私の父は結婚式でよく、仲人を頼まれるそうです。

そのため、よくご挨拶にと、結婚される2人が訪問します。

訪問する寸前の水口家では、大掃除が始まります。

年末の大掃除に引けを取らない勢いで掃除が始まるのです。

母は草をむしり、父は庭を掃除し始めます。

木に水をやり、玄関の靴をそろえ始めます。

いつもと違う両親の動きに、お客さんが来るときには、自然とわかるようになりました。

きれいな部屋にするためのコツは、お客さんを呼ぶことです。

お客さんが来ることがわかれば、体が勝手に動き始めます。

「悪い印象を持たれたくない」という人間の見栄は、時として、掃除のやる気を駆り立てる原動力になるのです。

部屋をきれいに整える方法(19)
  • お客さんが来る直前の「掃除をしなきゃ」という気持ちに変える。
疲れる部屋は、色の濃い部屋だ。
原色が目に負担をかける。

部屋をきれいに整える30の方法

  1. きれいな部屋とは、整理整頓された部屋のこと。
  2. 整理整頓は、縦より横のほうがうまくいく。
  3. 「かわいい」ではなく「きれい」になるための条件。
  4. 本当にきれいな部屋には、においがない。
  5. きれいな色とは、白のこと。
  6. きれいさを演出する人は、ごみ箱の色にこだわる。
  7. ごみ捨てのときのことも考え、ごみ袋は透明色にすることが大切。
  8. きれいにするためのキーワードは「統一感」。
  9. 椅子に座る部屋なのか、床に座る部屋なのかを、はっきりさせる。
  10. 何気ないごみ捨ての習慣は、その人の考え方が反映されやすい部分。
  11. 朝日が、部屋のきれいさの鍵を握る。
  12. 「念のため」を捨てるだけで、部屋がきれいになる。
  13. 一人暮らしが、1つのテーマを作り上げる。
  14. 1年間着なかった服は、必要のない服。
  15. 空気は、雰囲気。
    空気を入れ替えると、雰囲気が入れ替わる。
  16. 必要な分だけ買うことで、整える手間を最小限に抑える。
  17. 見た目だけのきれいさにこだわりすぎない。
    目に見えないあの存在を忘れていませんか。
  18. 複数の人と住むときは、部分ごとではなく、部屋ごとに担当を決める。
  19. お客さんの訪問が、掃除のやる気を駆り立てる。
  20. 疲れる部屋は、色の濃い部屋だ。
    原色が目に負担をかける。
  21. 部屋の色が、住む人の心に影響を与える。
  22. 掃除は、一気に進めるほうが、うまくいく。
  23. 褒められる快感が、掃除を習慣にさせてくれる。
  24. 直接光は、かっこいい光。
    間接光は、優しい光。
  25. 寝心地をよくしたければベッド。
    部屋を広く使いたければ布団。
  26. 部屋のマナーのしっかりした人は、帰り際に後片付けができる。
  27. 部屋がきれいな人は、心もきれい。
  28. シンプルこそ、きれいさの基本。
  29. 布が部屋の柔らかさを作り上げる。
  30. 部屋の状態は、住んでいる人の心の状態。

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