執筆者:水口貴博

部屋をきれいに整える30の方法

15

空気は、雰囲気。空気を入れ替えると、雰囲気が入れ替わる。

空気は、雰囲気。空気を入れ替えると、雰囲気が入れ替わる。 | 部屋をきれいに整える30の方法

空気と雰囲気は、密接な関係があります。

空気は目に見えませんが大切です。

学生時代、私が風邪で寝込んでいたときのことです。

男友達2人が、心配でお見舞いに来てくれました。

その友人が私の部屋に入るやいなや、不思議な言葉を発しました。

「空気の悪い部屋だ」

そのときの風邪の原因というのは、よくわかりませんでした。

何か無理をしているわけでも、体を冷やしたわけでもなく、原因不明の風邪でした。

しかし、その友人の「空気が悪いな」の一言で、原因がわかりました。

当時、私は空気の入れ替えをしていませんでした。

ずっと窓を閉め切ったままだったのです。

ひどいときは、1週間以上も、まったく空気の入れ替えをしなかったこともあります。

さすがに空気が悪くなっていたことでしょう。

部屋の住人である私は、少しずつ悪くなっていく空気に気づきませんでした。

本人は、気づかないものです。

しかし、友人が口にした「空気の悪い部屋だ」という一言で、気づきました。

空気の入れ替えを怠ったことから、風邪を引いてしまったのです。

空気が、人にこれほど影響を与えているとは知りませんでした。

それからは、毎日、空気の入れ替えをするようになりました。

空気を入れ替えると、気分がすっきりします。

目に見えませんが、気分に強く影響を与える要素です。

新しい空気が入ってくると、雰囲気が一新されるのです。

あなたの部屋を振り返ってみましょう。

最後に空気の入れ替えをしたのは、いつですか。

空気の入れ替えは、毎日が理想です。

どきっとすれば、今すぐ窓を大きく開けて、新しい空気を取り込みましょう。

気持ちのいい気分になれます。

部屋をきれいに整える方法(15)
  • 部屋のよどんだ空気は、定期的に入れ替える。
必要な分だけ買うことで、整える手間を最小限に抑える。

部屋をきれいに整える30の方法

  1. きれいな部屋とは、整理整頓された部屋のこと。
  2. 整理整頓は、縦より横のほうがうまくいく。
  3. 「かわいい」ではなく「きれい」になるための条件。
  4. 本当にきれいな部屋には、においがない。
  5. きれいな色とは、白のこと。
  6. きれいさを演出する人は、ごみ箱の色にこだわる。
  7. ごみ捨てのときのことも考え、ごみ袋は透明色にすることが大切。
  8. きれいにするためのキーワードは「統一感」。
  9. 椅子に座る部屋なのか、床に座る部屋なのかを、はっきりさせる。
  10. 何気ないごみ捨ての習慣は、その人の考え方が反映されやすい部分。
  11. 朝日が、部屋のきれいさの鍵を握る。
  12. 「念のため」を捨てるだけで、部屋がきれいになる。
  13. 一人暮らしが、1つのテーマを作り上げる。
  14. 1年間着なかった服は、必要のない服。
  15. 空気は、雰囲気。
    空気を入れ替えると、雰囲気が入れ替わる。
  16. 必要な分だけ買うことで、整える手間を最小限に抑える。
  17. 見た目だけのきれいさにこだわりすぎない。
    目に見えないあの存在を忘れていませんか。
  18. 複数の人と住むときは、部分ごとではなく、部屋ごとに担当を決める。
  19. お客さんの訪問が、掃除のやる気を駆り立てる。
  20. 疲れる部屋は、色の濃い部屋だ。
    原色が目に負担をかける。
  21. 部屋の色が、住む人の心に影響を与える。
  22. 掃除は、一気に進めるほうが、うまくいく。
  23. 褒められる快感が、掃除を習慣にさせてくれる。
  24. 直接光は、かっこいい光。
    間接光は、優しい光。
  25. 寝心地をよくしたければベッド。
    部屋を広く使いたければ布団。
  26. 部屋のマナーのしっかりした人は、帰り際に後片付けができる。
  27. 部屋がきれいな人は、心もきれい。
  28. シンプルこそ、きれいさの基本。
  29. 布が部屋の柔らかさを作り上げる。
  30. 部屋の状態は、住んでいる人の心の状態。

同じカテゴリーの作品

2:28

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION