空気と雰囲気は、密接な関係があります。
空気は目に見えませんが大切です。
学生時代、私が風邪で寝込んでいたときのことです。
男友達2人が、心配でお見舞いに来てくれました。
その友人が私の部屋に入るやいなや、不思議な言葉を発しました。
「空気の悪い部屋だ」
そのときの風邪の原因というのは、よくわかりませんでした。
何か無理をしているわけでも、体を冷やしたわけでもなく、原因不明の風邪でした。
しかし、その友人の「空気が悪いな」の一言で、原因がわかりました。
当時、私は空気の入れ替えをしていませんでした。
ずっと窓を閉め切ったままだったのです。
ひどいときは、1週間以上も、まったく空気の入れ替えをしなかったこともあります。
さすがに空気が悪くなっていたことでしょう。
部屋の住人である私は、少しずつ悪くなっていく空気に気づきませんでした。
本人は、気づかないものです。
しかし、友人が口にした「空気の悪い部屋だ」という一言で、気づきました。
空気の入れ替えを怠ったことから、風邪を引いてしまったのです。
空気が、人にこれほど影響を与えているとは知りませんでした。
それからは、毎日、空気の入れ替えをするようになりました。
空気を入れ替えると、気分がすっきりします。
目に見えませんが、気分に強く影響を与える要素です。
新しい空気が入ってくると、雰囲気が一新されるのです。
あなたの部屋を振り返ってみましょう。
最後に空気の入れ替えをしたのは、いつですか。
空気の入れ替えは、毎日が理想です。
どきっとすれば、今すぐ窓を大きく開けて、新しい空気を取り込みましょう。
気持ちのいい気分になれます。