私は読書が習慣になっています。
日頃からたくさんの本は読んでいるのですが、読めば読むほどはっきりわかることがあります。
「読んでいるだけでは、本当にはわからない」ということです。
わかった気にはなれます。
しかし、本当に理解をして、わかったというところまで行き着くためには、現実の世界でも行動が必要です。
人付き合いでも、恋愛でも、本にはそのための方法や手段が書かれているものの、実際に実現される舞台は必ず現実の世界です。
本を読んでいるだけでは、学んでいるようで、学んだ気になっているだけです。
実際の行動に移して、自分の肌身で感じてみないことには本当にはわからないのです。
料理の本でも同じです。
「こうすれば、おいしい料理が出来上がる。塩を小さじ1杯。3分間煮込む」
こうしたことを読んだところで、実際には何も上達はしていません。
本当の成長は、実際に自分の手で料理をしてみることで初めてわかります。
実際に本のとおりに行動しても、そのとおりにうまくいくものではありません。
料理の本を読んだだけでは「料理ができるような気になった」だけです。
同じように、恋愛系の本を通して勉強したり雑誌を読んだりと、いくら研究したところで「だから恋愛が上達した」とも言えません。
実際に行動している人だけがわかり、感じることです。
恋愛の本をいくらたくさん読んでも、実際の行動に移さないかぎり決してうまくならないのです。
勉強は、常に体験の中にあるのです。