執筆者:水口貴博

人の才能を伸ばす30の褒め方

5

おいしくない食事は「まずい」とは言わず「変わった味ですね」と褒めてしまう。

おいしくない食事は「まずい」とは言わず「変わった味ですね」と褒めてしまう。 | 人の才能を伸ばす30の褒め方

歌手でタレントの和田アキ子さんは、料理番組で食事の感想を述べるときには「まずい」とだけは言わないようにしているそうです。

出演している料理番組の中では、当然いろいろな料理が出てきます。

しかし、せっかく心を込めて作っていただいた料理でも、中には自分の口には合わないものもあります。

「おいしくない料理」や「まずい料理」のことです。

しかし、そこで正直に「まずい」と言っては、作ってくださった方にとても失礼です。

「まずい」とは言わず、上手に食事を褒めるコツとして「変わった味ですね」と表現を変えて感想を述べるそうです。

どんなにまずい味の料理でもただ自分の口に合わなかったと言うだけのことであって、人によっては夢中になる味かもしれません。

たまたま自分にはまずいと感じている味でも、ほかの人にとっては「おいしい」と感じることもあるでしょう。

こんなときには「変わった味ですね」と食事を褒めることがスマートな表現になります。

テレビというマスメディアは全国に流れるだけに、言葉一言に大きな重みが伴います。

せっかくの料理をけなしてしまっては、全国にそれが伝わってしまいます。

「変わった味ですね」と笑顔になって言えるところに和田さんのベテランさや優しい心が感じられるのです。

人の才能を伸ばす褒め方(5)
  • おいしくない食事は「変わった味ですね」と表現を変えて、褒めてしまう。
日常は褒めることであふれている。
「当たり前のこと」も、褒める機会にしよう。

人の才能を伸ばす30の褒め方

  1. 褒め言葉は、人間関係を活性化させる言葉だ。
  2. うまくいった瞬間に褒めること。
  3. 朝のニュースは、ネガティブな情報であふれている。
  4. 話題をコントロールすれば、感情もコントロールできる。
  5. おいしくない食事は「まずい」とは言わず「変わった味ですね」と褒めてしまう。
  6. 日常は褒めることであふれている。
    「当たり前のこと」も、褒める機会にしよう。
  7. 「言葉」も褒めることができる人は、感性が豊かな人。
  8. 褒める人を、好きになる。
  9. 褒め言葉は、完了形や進行形を使う。
    過去形は、できるだけ控える。
  10. 褒め言葉には、人生を変える力がある。
  11. 褒め言葉が、勉強を楽しくさせる。
  12. 陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。
  13. 「褒め言葉」と「おだて」の一番の違いは、気持ちに嘘があるかどうか。
  14. 「感謝される文章」より「感動できる文章」のほうが、心に残る。
  15. 叱るときには、2人のほうがいい。
    褒めるときには、みんなの前のほうがいい。
  16. 褒めてくれる人と付き合っていると、能力が伸びる。
  17. 不幸そうな人の言うことを聞いてはいけない。
    自分もそうなってしまうから。
  18. 「この人は違う!」と思われる人は、人とは違うところを褒めている。
  19. もう少し言葉を付け加え、具体的な表現にする。
  20. せっかくの褒め言葉を、ごみ箱へぽいと捨てないこと。
  21. 「言葉」ほど、素晴らしいコミュニケーションの道具はない。
  22. 1日1回は、誰かを褒めよう。
  23. 知らない人にも、褒め言葉で話しかければいい。
  24. 性格の良い人は、よいことを口にする。
    性格の悪い人は、悪いことを口にする。
  25. 心がこもっていないと、すぐ見抜かれる。
  26. 恋愛の下手な人ほど、相手をけなして振り向かせようとする。
  27. 「欠点」は、褒めてもいい。
  28. みんなと同じことをしない。
    みんながしない方法でアピールすること。
  29. 成長するということは、新しい「色」を取り入れるということ。
  30. あなたの努力は、あなたが一番よく知っている。

同じカテゴリーの作品

1:54

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION