仕事は誰のためにするのでしょうか。
「上司から与えられた仕事は、上司のためにする」
「会社から与えられた仕事は、会社のためにする」
たしかにその認識も正しいのですが、少々スケールの小さな話です。
もっと突き詰めて考えてみましょう。
仕事をするのは、自分です。
そして仕事の結果が最終的に向かうところは、上司や会社を通して、社会です。
つまり、仕事とは本来、自分と社会のためにするものなのです。
どうすれば自分の能力を高められるかというと、仕事です。
一生懸命に仕事をすれば、自分を高めることができます。
難しい仕事でも「自分の成長につながる」と思えば、取り組む意義を見いだせ、モチベーションも上がります。
同時に、社会のためにも仕事をするのです。
自分の仕事が、社会に役立っているイメージをしましょう。
直接お客さんと接する場がなければ、その場をイメージするだけでもいいでしょう。
インパクトは小さくても、社会の役に立っているのは事実です。
社会人とは「社会で働く人」という意味だけではありません。
「社会の役に立っている人」という意味もあります。
自分に役立つだけでなく、社会の役にも立っている様子を鮮明にイメージできれば、仕事が楽しくてたまらないのです。