交際が続かない人は、言いたいことを我慢するのが特徴です。
そこにあるのは「嫌われることへの恐怖心」です。
恋人に嫌われたくない気持ちが強いため、言いたいことがあっても唇に力を入れてぐっと我慢します。
不平不満は口にせず、できるだけ普通に振る舞おうとします。
たしかに言いたいことをずけずけ言えば、恋人に嫌な顔をされることもあるでしょう。
ストレートな言葉は、わかりやすいですが、とげがあります。
恋人にむっとされたり、時には心を傷つけてしまったりすることがあるのは事実です。
ずけずけした言い方がひどくなると、恋人から嫌われる可能性もゼロではありません。
だからといって、ひたすら言いたいことを我慢するのも大変です。
嫌われることを恐れて主張を控えていると、どんどんストレスがたまります。
言いたいことを言わないでいると、思っていることが恋人に伝わりません。
心の通ったコミュニケーションも実現できません。
なにより誤解や勘違いをされることが増えてしまい、交際に亀裂を生むこととなります。
不満やストレスをためることになり、交際を続けることが難しくなるのです。
交際が続く人は、言いたいことを言います。
ただし、ずけずけした言い方はしません。
言い方に注意しながら言いたいことを言います。
クッション言葉を使ったり、言葉を選んだり、丁寧な表現に言い換えたりです。
相手の気持ちを考えながら伝えることを忘れません。
思っていることをきちんと伝えるので、恋人も「そう考えているんだね」と納得できます。
言いたいことを言うので、誤解が減って、不満もストレスもためることがありません。
お互いの理解がどんどん深まり、交際も順調に続いていくのです。