交際が続かない人は、結婚願望を前面に出していることが特徴です。
結婚を匂わせる話が会話にちょくちょく出てきます。
「いつか2人でこんなところに住んでみたいね」
「子どもは何人くらいほしいの?」
「いつか友達夫婦に紹介したいなあ」
「1日でも早く結婚したい」
「結婚したらどんな新婚節活を送ってみたい?」
結婚にがつがつしていて、結婚アピールが露骨です。
たしかに交際のゴールは結婚です。
順調に交際が進めばいずれ婚約となり、晴れてゴールインとなるでしょう。
だからといって、交際を始めてすぐ結婚の話題を持ち出すのは要注意です。
最初から結婚願望を前面に押し出すと、結婚に飢えているがつがつした印象を与えます。
相手は驚いて後ずさりするでしょう。
恋人は「ちょっと待って! 話が早すぎる!」と困惑します。
結婚を意識させてしまうと、交際が「重く」感じられ、相手に余計なプレッシャーを与えてしまうのです。
たとえ結婚前提の交際であっても、露骨に結婚の話題を持ち出すのは控えたほうがいいでしょう。
追いかけられると逃げたくなるのが人間です。
結婚への焦りが伝わってくると、将来に不安を覚え、時には恐怖心すら覚えます。
相手は結婚のプレッシャーに耐えられず、逃げてしまうのです。
交際が続く人は、まずお互いを知ることから始めます。
結婚のことは二の次です。
たくさんコミュニケーションを取って、もっとお互いのことを知り、仲を深めようとします。
デートもたくさんして、恋人との関係を温めていき、信頼関係の構築も忘れません。
時には2人で旅行もします。
交際を発展させていけば、口に出して言わなくても、だんだんお互いの中で「結婚」という文字が浮かんでくるようになります。
信頼関係を築いていくうちに「この人とずっと一緒にいたい」と思うようになり、2人の未来像を描けるようになるのです。
だからこそ、プロポーズもうまくいきます。
婚約も結婚も話がスムーズに進んでいくのです。
結婚の話を持ち出すなら「婚約をしてから」です。
交際を続けたいなら、結婚のことはゆくゆく考えればいいのです。