スーパーやデパートの食品売り場では「わけあり」と称した販売コーナーを見かけることがあります。
いわゆる「わけあり食品」です。
「B級品」「見切り品」「規格外食品」と呼ばれることもあります。
一般の販売ルートには、規格に合格したものが流通します。
傷があったりサイズが不揃いだったりするものは規格に不合格となるため、通常の販売ルートに乗せることができません。
規格外のものは廃棄されるのが一般的ですが、これが食品ロスを増やす原因の1つとして社会問題になっています。
そこで小売店では、食品ロスの削減の取り組みとして、規格外のものを「わけあり食品」として安く販売することがあります。
規格外のため、価格が抑えられているのが特徴です。
「わけあり」とはいえ、品質に重大な問題があるわけではありません。
「傷がついている」「形が崩れている」「サイズが不揃い」など、見た目の問題が大半であり、味や中身には問題ありません。
もちろん健康への悪影響も心配ありません。
わけあり食品でも十分おいしくいただけます。
わけあり食品は基本的に規格内の食品より安く売られています。
2割引・3割引は当たり前。
ものによっては半額というケースも少なくありません。
見た目や品質を重視したい人もいるでしょうが、気にしない人もいるでしょう。
「見た目が悪くても安く購入できればいい」「ちょっとした傷くらい気にしない」という人もいるはずです。
もしあなたの都合がよければ、ぜひわけあり食品の購入を検討してください。
任意ではありますが、選択の余地はあります。
個人的にいただく分には見た目が悪くても問題ないはずです。
わけあり食品を購入するだけで、食品ロスの削減に貢献できます。
安く購入できる上、食品ロスの削減にも貢献できるのですから素晴らしいことです。
わけあり食品を購入したら「いいことをした」と考えてOKです。
社会的に意義のあることをしたのですから、自分の選択に誇りを持ってください。
小さなことかもしれませんが、意義があるのは事実です。
食品ロスの削減に参加協力をしたことになります。
「いいことをした」という思いがあれば、胸を張って堂々とできます。
お財布に優しいだけでなく、社会的意義も果たせるのですから、素晴らしい選択となるのです。