新しいお店は意外なところに隠れています。
隠れているといっても、本当に隠れているわけではありません。
あなたが気づいていないだけです。
それが「自宅の近所」です。
意外な盲点になっていて「あるのに見えていない」という状態になっています。
自宅の周辺を振り返ってみてください。
あなたの自宅の近所に飲食店はありませんか。
都会であれば、自宅の半径100メートル以内に何らかのお店があるでしょう。
田舎で殺風景なところだとしても、比較的近い距離に何らかのお店があるはずです。
あらためて振り返ると、一度も入ったことがないお店があるのではないでしょうか。
近所のことなら詳しく知っているはずですが、実際そうとは限りません。
身近にあるお店は、身近すぎるゆえに見えていないことが多い。
自分のまつげは近すぎて見えないように、近所のお店も近すぎて見えません。
視界には入っているものの、生活風景と同化して特別意識することが少ない。
毎日そばを通りかかるだけで終わっています。
見慣れた景色の一部になっていて「飲食店」と意識することがほとんどなくなっている状態です。
たとえ意識していたとしても、自宅の近所にあると「いつでも行ける」と思ってスルーしてしまいます。
いまひとつ特別感が薄く、外食の選択肢から外すことが多いもの。
ここに出会いのチャンスが隠れているのです。
いま一度、自宅の近場にあるお店に意識を向けてみてください。
近場にもかかわらず、一度も入ったことがないお店はありませんか。
きっと1軒くらいあるはずです。
自宅から歩いて行ける距離に、一度も入ったことがないお店はあるでしょう。
田舎であれば、車でちょっと行ける範囲に何件かのお店があるはずです。
「そういえば、すぐそこなのに一度も行っていないな」
もし心当たりがあれば、ぜひ行ってみましょう。
自宅の近所にあるお店であっても、未開拓のお店なら行ってみる価値があります。
外観は平凡でも、入ってみると、店内は雰囲気がいいかもしれません。
おいしい料理があるかもしれません。
新しいお店は、自宅の近所にあるのです。