クリエイティブなセンスを磨きたいなら、褒める習慣を心がけましょう。
褒めるためには、いいところを探さなければいけません。
褒めることは、高く評価することだけでなく、自分の感性を高めることにもつながります。
素晴らしいところを探そうと意識していると、自然と観察力が上がります。
「どこかに素晴らしいところはないだろうか」と意識することは、注意力を高める働きがあります。
褒めるところを探そうと意識すると、細部まで注意が行き届くようになり、素晴らしさを発見する能力が向上します。
また、褒めるためには発想の転換も必要です。
発想の転換は、物事の見方や感じ方を変える働きがあります。
ネガティブなことに思えても、プラスの発想をすることで、ポジティブなことに変わります。
たとえば、地味で質素な作品なら「シンプルでいいですね」という褒め方ができます。
普通の作品なら「安定感がありますね」という褒め方ができるでしょう。
変な作品なら「ユニークですね」という褒め方ができるでしょう。
意味のわからない作品なら「不思議な雰囲気がありますね」といった褒め方ができるはずです。
下手な作品なら「私のような凡人の理解を超えています」と言えば、体裁が整い、好印象に変わります。
ものは言いようです。
発想の転換を駆使すれば、何でも褒められると言っても過言ではありません。
前向きな発想をすることでポジティブ思考になれ、創造力や発想力も鍛えられます。
結果として、クリエイティブなセンスが磨かれるのです。
「褒めるところが1つもない」と思ったら、それは誤解です。
素晴らしいところが1つもないなら、まだ見つかっていないだけです。
どんな作品にも、必ず1つは素晴らしいところがあります。
「どこかに必ず素晴らしいところがある!」
宝探しをするつもりで取り組めば、観察力・洞察力が高まり、褒められる点を見つけられるはずです。
素晴らしいところがあれば、どんどん積極的に褒めていきましょう。
素晴らしいところがなければ、ポジティブに発想を転換して、褒めていきましょう。
1つだけでなく、できるだけたくさん見つけていきましょう。
褒める習慣を持つことは、クリエイティブなセンスを磨くことにつながるのです。