仕事をする場所と言えば、どこを思い浮かべますか。
普通に考えるなら「職場」が一般的でしょう。
ビルの中にある、決められた一室で仕事をすることが多いはずです。
また、自営業やフリーランスなら、自宅が仕事場ということもあるでしょう。
もちろん職場は人それぞれですが、クリエイティブな人にとって仕事をする場所は、ユニークです。
クリエイティブな人は、あらゆる場所が仕事場です。
インスピレーションは、いつ浮かぶかわからないからです。
空想するのに、場所や時間は関係ありません。
アイデア発想は、頭さえあればできます。
そのため、会社の職場だけでなく、いろいろな場所で仕事をします。
インスピレーションのネタは日常に点在しているため、職場以外でもできます。
意外な場所やタイミングでも、アイデア発想は可能です。
たとえば、入浴中です。
クリエイティブな人にとっては、浴室は、もはや職場です。
浴室でリラックスしているときに限って、いいアイデアが浮かぶもの。
シャワーを浴びたり湯船に浸かったりしながら「何かいい方法はないだろうか」と考え、アイデアをひねり出します。
散歩中も大切な時間です。
クリエイティブな人は、歩きながら考え事をします。
散歩で気分転換を楽しみつつ、頭の片隅では問題について考えています。
のんびり歩いていると気持ちがリラックスするため、インスピレーションが湧きやすくなります。
クリエイティブな人は、電車やバスといった移動中にも仕事をします。
電車やバスは、クリエイティブを刺激するネタがたくさんあります。
車内の広告、窓からの風景、さまざまな乗客たち。
移動中に考え事をしていると、さまざまな頭の中で、ふと素晴らしい発想がひらめくことがあります。
デパートでウインドーショッピングをするときも、仕事の一環です。
デパートは刺激の宝庫なので、アイデアの化学反応が起こりやすい環境です。
ウインドーショッピングを楽しみつつ、頭の片隅では仕事のことを考えています。
さまざまな刺激を得ることができるため、ふとアイデアがひらめいて、秀逸な発想につながります。
アイデア発想は、職場でもできますが、職場以外でもできます。
むしろ職場以外のほうがはかどることも少なくありません。
刺激は、室内より室外のほうが多い。
そのため、クリエイティブな人は、いつでもどこでも仕事をすることになるのです。
働く場所を限定していませんか。
働く場所を限定していると、クリエイティブも限定することになります。
インスピレーションは、いつ浮かぶかわからないのですから、常に身構えておく必要があります。
クリエイティブな人になりたいなら、あらゆる場所を仕事場にしましょう。