ときどき日常では、迷う場面に遭遇します。
「やろうか、どうしようか」
「試してみようか、諦めようか」
「前に出てみようか、控えようか」
魅力的な選択肢があって、選ぶべきか諦めるべきか迷います。
一度迷い始めると長い。
延々と頭の中で「自分会議」が続きます。
頭の中で「前に進め」と「やめておけ」の両方の言葉がこだまします。
考えれば考えるほど、思考がごちゃごちゃしてきて、うまく決断できなくなります。
迷う時間が長くなるにつれて、貴重な時間まで失われてしまいます。
迷うのも、なかなか疲れます。
優柔不断な自分が嫌になった経験も多いのではないでしょうか。
日常でよくある場面の1つですが、ここで大切なことがあります。
迷ったとき、自分の本音に気づいてください。
迷うのは、やりたい証拠です。
表向きは迷っていても、心では「やってみたい!」という本音があります。
もしやりたくないと思うなら、そもそも迷うことはありません。
ちらっと見ても「どうでもいい」と思って、その場を通りすぎるでしょう。
もしくは、見向きもしないで通りすぎるでしょう。
もしやらなければ「あのときやっておくべきだった」と後悔する可能性があります。
行動しないで後悔するくらいなら、行動して後悔したほうが賢明です。
迷うのはやりたい証拠ですから、自分の正直な気持ちに従うのがいいでしょう。
労力・時間・お金がかかって大変かもしれませんが、後から取り戻せばいいことです。
疲れたら、休めばいい。
お金がなくなれば、後から稼げばいい。
時間がなくなれば、取り返せばいい。
命以外のことは、致命的ではないはずです。
人生は一度しかないのですから、できるだけ後悔のない生き方をすることが大切です。
迷ったらどうするか。
迷っている時点で、すでに答えが出ています。
やりたい証拠なのですから、やってみるのが一番なのです。
もし余裕があれば、両方を選んでみましょう。
「選ぶのは1つだけ」というルールはありません。
1つしか選択できないルールだとしても、相談やお願いをすれば、特別な配慮で両方選ばせてくれる可能性もあります。
非常識に考えたほうが、人生は楽しくなります。
肉料理と魚料理で迷ったら、両方を選ぶのも悪くありません。
肉料理と魚料理の両方を注文すれば、費用は2倍かかりますが、一度に2倍楽しめます。
両方を選ぶには、ある程度の余裕が必要になりますが、チャンスがあれば、ぜひ両方選んでみてください。