ネガティブな発言をしていませんか。
「自分はネガティブな発言をしていない」
そう思っていても、無意識のうちに言っていることがあります。
「いらいらする」
「もう本当にむかつくな」
「なかなかやる気が出ないよ」
「疲れた。飽きた。体がだるい」
「もう嫌だ。やめたくなってきた」
「これをして何の意味があるの?」
「どうせ失敗するに決まっている」
こうした発言に心あたりがあれば要注意です。
もちろんどれも本音なのでしょう。
「正直に思ったことを言って何が悪い」と思うかもしれません。
何を発言しようと、個人の自由です。
思ったことを正直に言うのは悪いことではありません。
しかし、少なくとも尊敬される人を目指すなら注意したい言葉です。
ネガティブな発言を聞いて、どんな気持ちになるでしょう。
少なくとも「かっこいい」「幸せそう」「余裕がある」などの明るい印象はないはずです。
むしろ「かっこ悪い」「不幸そう」「余裕がない」などの暗い印象のほうが大きいでしょう。
愚痴や不平不満の会話は、陰湿で非生産的でつまらない。
陰湿でどろどろした空気が流れ、近寄りがたい雰囲気が出ます。
ネガティブな発言をすると、聞いた人を不安にさせてしまいます。
ネガティブな発言をしている人に、かっこいい人はいません。
また発言した本人も、ますますテンションが下がります。
ネガティブな発言をしている人に、尊敬できる人はいません。
ネガティブな発言をすればするほど、尊敬できない人になってしまいます。
心がけるなら、ネガティブな発言ではなく、ポジティブな発言です。
「難しいけど、最善を尽くします」
「大丈夫。きっとうまくいくよ」
「疲れてきたけど、ここからもう一踏ん張りしよう」
「人生に無駄は1つもない」
「結果は出ないかもしれないけど、経験は無駄にならない」
「まだまだこれからが本番です」
「ピンチだけど、何とか頑張って、チャンスに変えようよ」
できるだけ希望と幸福に満ちた言葉を発したほうが、周りを明るい気持ちにさせます。
なにより発言した本人が元気になっていけます。
発した言葉を一番よく聞いているのは、自分です。
明るい言葉を聞いているだけで、テンションが上がってきて、気力が湧いてくるでしょう。
ポジティブな人からは、自信と自己肯定感が強く感じられます。
「いいな。あんなふうになりたい」と思われ、結果として、尊敬されるようになるのです。