「同棲すると婚期を逃すよ」
「同棲したら、かえって婚期が遅れてしまった」
「同棲なんてしないで、すぐ結婚しておけばよかった」
世の中を見ると、同棲した結果、婚期を逃したり遅れたりしたカップルが存在します。
失敗した人からの忠告は説得力があるため、注意が向くでしょう。
結婚前に「同棲」というプロセスを挟むわけですから、結婚までに余分な遠回りが発生するのは事実です。
しかし「同棲すると婚期を逃す」と断言するには早すぎます。
同棲して別れることになっても、婚期に影響しないで済んだケースがあります。
もちろんスムーズに結婚にステップアップできた人もいます。
同棲して、婚期を逃す人とそうでない人には、どんな違いがあるのでしょうか。
実は、同棲して婚期を逃した人には共通点があります。
それは「同棲の期限を決めていなかったこと」です。
期限を決めずに同棲を始めれば、ずるずる婚期が遅れて当然です。
起こるべくして起こるトラブル。
同棲が長く続ければ続くほど、現在の状態で満足して、変化がおっくうになります。
「結婚」や「同棲解消」というキーワードが言い出しにくくなる。
同棲に期限を決めずに結婚できたカップルもいますが、同棲を始めるなら、期限を決めるのが鉄則です。
同棲を始める前に決めていなければ、同棲を始めてからで間に合います。
同棲を始めるなら「長くても3年」が基本です。
3年以上同棲を続けてゴールしたカップルもいますが、基本的に「3年」を目安にしておくといいでしょう。
きちんと期限さえ決めていれば、同棲でひどく婚期が遅れることはありません。
同棲を白黒はっきりさせるためにも、きちんと期限を決めたうえで同棲を始めるほうが安心です。