同棲すれば、パートナーと一緒にいる時間が増えます。
同棲のメリットの1つとして「浮気を防止しやすい」と考える人もいるのではないでしょうか。
たしかに毎日寝食を共にするわけですから、ほかの異性が入り込む隙がなくなるように思えます。
一緒に暮らせば、監視を強化できるので、浮気も防ぎやすくなると思われます。
しかし「同棲すれば必ず浮気を防げる」と考えるなら、考え直したほうがいいでしょう。
同棲は、浮気を防止しやすい効果はありますが、確実に浮気を防げるわけではありません。
残念ですが、浮気は、同棲中でも起こります。
夫婦でも、浮気や不倫があるのと同じように、同棲であっても、浮気は起こります。
同棲を始めると、お互いの嫌なところが見えてしまい、恋愛感情の消滅が早くなることがあります。
同棲の束縛が強すぎると、鳥かごから逃れたい気持ちが強くなります。
同棲が順調なときは大丈夫であっても、喧嘩して不仲になれば、理性と自制心が弱くなり、浮気の誘惑に駆られます。
心の安らぎを求めて、ほかの異性になびきやすくなるでしょう。
人の心は、かくも移り変わりやすい。
場合によっては、同棲が浮気を招くきっかけになることもあります。
「物理的な距離が近いから浮気を防げる」と思うのは慢心です。
浮気は、2人の信頼関係が崩れ、精神的な距離が離れたときに起こります。
物理的な距離と精神的な距離は、分けて考えてください。
「同棲すれば浮気がなくなる」という期待は、幻想なのです。