離婚歴がある人に、同棲は必要でしょうか。
離婚歴があると、再婚したい相手がいても、途中のプロセスを省略する傾向があります。
「すでに離婚を経験している。今さら慎重になっても仕方ない」と考える人もいるでしょう。
戸籍に傷がついたことで、人生に対する緊張感が途切れ、離婚後の行動が雑になることもあるでしょう。
特に女性の場合、妊娠できるリミットがあります。
リミットが近づいていれば、焦る気持ちも強くなるでしょう。
しかし、ここは重要なポイントです。
やはり離婚歴がある人こそ、同棲が必要です。
結婚生活がうまくいかなかった過去があるからこそ、より慎重な対応を心がけたい。
ここで焦って行動を早まると、同じ過ちを繰り返す可能性があります。
離婚歴を理由に同棲を省略するのは「離婚」という経験が生かされていない状態です。
客観的に見たとき「学習能力がない」と思われても仕方ないでしょう。
妊娠のリミットが心配なら、同棲期間を最小限に抑えるようにします。
たった1カ月の同棲でも、前もって一緒に暮らす経験があるかどうかは違います。
たとえ離婚歴が2回や3回であっても、考え方は同じです。
同棲とは、一緒に暮らすという意味だけではありません。
同棲とは、真剣に人生を生きる姿勢でもあります。
離婚歴があるからこそ、同棲をしておきたい。
防げる失敗は、きちんと防ぐことです。
パートナーが理解してくれなければ「お互いを十分理解してから結婚したい」という気持ちをきちんと伝えましょう。
お互いのご両親を安心させるためにも、同棲をしておくのが賢明です。