親同士の挨拶は必要でしょうか。
まず親同士の挨拶は、結婚の挨拶とは違い、必須ではありません。
結婚前提とはいえ、同棲の時点では、まだ正式に結婚が決まっているわけではありません。
同棲の結果、破局する可能性も考えられます。
たとえ結婚前提の同棲であれ、親同士が挨拶するのは早すぎると考える人もいます。
お互いの親全員が「必要ない」という意見で一致しているなら、親同士の挨拶を省いて同棲を始めることができます。
親同士の意見が一致しているなら、マナー違反ではありません。
ただし、2人の親同士で「一度挨拶したい」という話になれば、一度食事の場を設けるといいでしょう。
「一度どんな親なのか見ておきたい」と考える人もいるでしょう。
子どもは親に似る傾向があるため、交際相手の親について気になるのは自然なこと。
お互いの親のうち、1人でも挨拶を希望する人がいれば、できるだけ親同士で挨拶の場を設けるのがマナーです。
2人が仲介役になり、両家にとって都合がよい場所や時間帯を決めます。
レストランで挨拶をするなら、大人数になるため、予約は必須です。
可能なら、大きめの個室があるレストランがいいでしょう。
場所や日時の決め方は、第一印象に関わる点です。
偏ったり一方的になったりしないよう、両家の意見を尊重しながら慎重に決めるようにしましょう。
親同士が挨拶を済ませて良好な人間関係が築けると、同棲のサポートはますます強力になるでしょう。