ポジティブやネガティブな感情は、脳から生まれます。
脳の調子が悪ければ、精神状態にも悪影響。
ポジティブな気持ちは湧きにくくなる一方、ネガティブな気持ちが湧きやすくなります。
ネガティブな人は、睡眠時間が不足しています。
そもそも寝ることに悪い印象を持っています。
「寝ることは、仕事をサボるようなもの」
「寝ると、起きている時間が短くなってもったいない」
睡眠に後ろ向きな考えがあって軽視しているため、積極的に睡眠時間を確保しようとしません。
むしろできるだけ睡眠時間を短くしようとしています。
徹夜や繁忙期という理由ではなく、普段から睡眠不足になっています。
しかも睡眠不足が、一時的ではなく日常的になっています。
目の下にくまがあるのが普通になっています。
睡眠不足で活動が低下している脳から、どうやってポジティブになるのでしょうか。
睡眠不足の脳は、すべての活動が低下しているため、いつも気持ちはどんより。
注意は散漫になり、物事への集中力も発揮しにくい。
元気・やる気・根気などの気力もなかなか出ません。
ポジティブに考えにくい一方、ネガティブなことばかり考えてしまいます。
ポジティブな人は、睡眠時間をたっぷり取っています。
「寝ることも仕事の一環」
「睡眠を取らないのは仕事をサボるようなもの」
「睡眠は、人生の質を決める大事な時間」
睡眠に前向きな考えがあり、重視しています。
睡眠時間を不用意に削らず、できるだけ十分な睡眠時間を確保しようとします。
1日の睡眠時間の合計は、7時間以上が基本。
寝る時間がずれることがあっても、1時間程度まで。
就寝時間と起床時間は、できるだけ毎日同じになるよう心がけ、規則正しい生活を送っています。
昼食後には短い仮眠を取って、眠気を取り除きます。
おかげで、午後からの仕事もポジティブな気持ちで取り組めます。
徹夜や繁忙期で一時的に睡眠不足の日があっても、最小限に抑える努力をします。
元気な脳があってこそ、ポジティブな気持ちも生まれるのです。