恋人から裏切られると、人間不信に陥りそうです。
強く信じていた人から裏切られると、すべての人まで信用できなくなりそうで悩まされるでしょう。
悪影響が人間全体に影響しそうで、自分でも怖くなります。
たしかに裏切られるのは、最低の別れ方の1つ。
しかし、まったく無駄とも言えません。
人生では一度くらい、思いきり裏切られる経験をしておいたほうがいい。
まったく裏切られた経験がないと、人と接するときの考え方が甘いままになります。
人から言われたことを簡単に信じるのは、素直である一方、騙されやすい。
何でも疑わず信じてしまうと、最初はよくても、いずれ何らかのトラブルに巻き込まれるでしょう。
裏切られたかもしれませんが、まだ命があるだけよかった。
「別れた程度で済んでよかった」と思うことです。
人間は、表だけでなく裏もあります。
裏切られた経験を通して、人に対する見方や考え方が深まったはずです。
一度経験しておけば、物事を慎重に考えるようになったり、人を見る目が養われたりします。
裏切られた経験があるからこそ、同じ経験をしたくないと思い、慎重な考え方も身につきます。
つらい経験の裏には、成長が隠れています。
裏切られた経験を通して、気持ちも考え方も引き締め、今度の人生に生かすことです。
そうすれば、騙された経験も報われます。
裏切られたくらいで腐ってはいけません。
裏切られて人間不信になるのではなく、自分の成長に変えるのです。