人間の行動を支配しているのは、自分が考えている思考です。
何かをしたいと思えば、実現につながる行動が必要です。
頭で考えるだけでは、いつまで経っても実現しません。
夢は、行動するから、実現します。
この当たり前の現実に、早く気づくことです。
私は読者から「告白したいんですけど、どうすればいいでしょうか」という質問を受けることがあります。
「告白したければ、すればいいんですよ」と答えることにしています。
あっけない答えと思うかもしれませんが「したい」なら「すればいい」だけのことなのです。
難しい方法論や計画性を考えるから、単純なことが複雑になります。
「告白する」という単純作業を、わざわざ自分が想像を膨らませすぎているがために、大きなことだと思っているのです。
風船のようです。
風船は、初めは大きくありません。
空気を入れて始めることで、大きくなります。
それも空気を入れれば入れるほど大きくなり、同時に割れやすくなります。
告白も同じで、告白ということは大きなことではありません。
ただ自分が想像を膨らませすぎているがために、大きなことになっているのです。
風船を大きくして楽しむのはいいですが、告白の想像を大きく膨らませすぎて精神的に重いストレスとなってはいけません。
大きく膨らませすぎていると、今度は逆に割れやすくなります。
告白とは、現実でいう風船なのです。
告白できない人は「告白したい」で終わらせています。
というのもあまりに想像を膨らませすぎて精神的に重くなってしまい「したくてもできない状態」になってしまったのです。
考えるほど、重たくなるのがストレスです。
告白について考えることも時には大切ですが、考えすぎると今後は逆に重くなって動けなくなってしまうのです。
「告白したい」を、素早くさっと「告白する」に変えることが一番の理想なのです。